医療機関の声

現場からのメッセージ vol.1

【vol.1】
社団法人アルコール健康医学協会 理事
医療法人 せのがわ 理事長
津久江 一郎 先生

2010.11.10

酒は百薬の長とも言われ、歴史的にも長く愛されてきた嗜好品であり、
適量であれば健康にも良いとされてきました。また、仕事によっては飲酒が求められることもあり、「鍛えれば強くなる」といわれて飲酒を強要されることも珍しくありません。

しかし日本人は、アルコールに含まれる有害成分を分解する酵素を遺伝的に持たない人も少なくありません。
春の歓送迎会のシーズンに一気飲みして急性アルコール中毒で医療機関に搬送される人があとを絶たないのはこのためです。アルコールに含まれる有害物質の分解酵素を遺伝的に持たない方は、周囲の方の理解も含め飲酒を避ける必要がありますし、また、ある程度分解酵素を持つ方も長期的な飲酒習慣による消化器系の癌の発生リスクを抑える必要があります。

また、分解酵素を持つ方であっても、有害物質の分解速度とは無関係に過度の飲酒の習慣がアルコール依存症の原因となる可能性があり、飲酒の量や頻度をコントロールする必要があります。

津久江 一郎 先生

ヒトのアルコールに対する感受性は、遺伝によって100%決定される事が判っております。
イービーエス株式会社の「アルコール感受性遺伝子検査キット」は、100%遺伝に要因するアルコール感受性を手軽に確実に検査することが可能です。
お酒と仲良く付き合い、本当の意味で百薬の長とするためにも、一人ひとりが自分のアルコールに対する「強さ」をチェックして自覚することが重要です。

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