製品ご案内

爪遺伝子分析検査(爪によるアルコール感受性遺伝子検査)について

■2つのアルコール感受性遺伝子を分析します。

《分析対象遺伝子》
1.ADH1B遺伝子(アルコール脱水素酵素)
お酒に含まれるアルコール(エタノール)は体内でアセトアルデヒドに分解され、更に酢酸に分解されます。ADH1Bは、その第1段階のエタノールをアセトアルデヒドに変えるときにはたらく酵素です。人それぞれ、遺伝体質によってエタノールの分解能力は異なっており、分解能力の違いによって「飲酒に伴うほろ酔い度」や、さらに「健康障害リスク」の判定を行ないます。
2.ALDH2遺伝子(アルデヒド脱水素酵素)
アセトアルデヒド(毒性の高い物質)を酢酸(毒性がない)に変える酵素です。遺伝体質によってアセトアルデヒドの分解能力が異なっており、分解能力の違いによって、「お酒の強さ」や「飲酒による健康障害リスク」を判定します。

※アルコール感受性遺伝子検査キットは、ただ単にお酒が強い(飲める)・弱い(飲めない)を調べるだけの検査ではありません。『どんな体質なのか?』『飲酒により、将来健康に対してのどんな悪影響がでやすいのか?』を分析します。

アルコールの正しい知識

●若い方は、飲酒の経験も、アルコールの知識も少なく“お酒は、飲んだら誰もが酔っ払うもの”と思い込んでいる人が多いと思います。
お酒に対する体質(タイプ)はヒトそれぞれです。
(体質ごとのお酒の『強さ』『弱さ』また『ほろ酔い』『酔えない』など・・)
ですから体質によっては少量のお酒でも気持ちが悪くなったりします。
●飲酒により健康にどんな悪影響がおこるか等はヒトそれぞれぞれです(体質によってことなります)。
例えば、お酒が弱いのにその場の雰囲気でイッキ飲みをしたり、酔わないからといって飲みすぎると健康への影響がでます。

早期に自分の体質を知ることで、お酒と上手く付き合うことが大切です。

●お酒は、ほどほどですと「百薬の長」と言われ健康にも良いとされていますが、飲みすぎは「万病のもと」と昔から言われています。
しかし「ほどほど」の受け取り方は人によって様々で、自分では「ほどほど」の量と思いながら、多量飲酒に陥りかねないケースもあります。
また、飲酒によりどんな悪影響が出やすいか、というも体質によってことなることが、わかってきました。お酒と上手に付き合っていく為には、適量飲酒すなわち『自分の体質を知る』ことで健康管理をおこなうことが大切です。

■アルコールの代謝について

アルコールの代謝
ADH1B/ALDH2
ADH1B
ALDH2

■分析結果は9タイプになります。

分析結果とあなたがどの位置に属するかを表に表したものです。
例えば⇒ALDH2がW型でADH1Bが1型ですとW1型となります。

※ 依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプです。
※ 遺伝子カードは、白色となります。

9タイプ分析結果表
健康リスクに関する5つのタイプ

■分析レポートともにタイプ別のGeno Type Card (遺伝子カード)が付いてきます。

5種類のジェノタイプカード

●遺伝子カード色の種類
①白型 (依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ)
②緑型 (つい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ)
③橙型 (飲酒によるリスクが最も高いタイプ)
④黄型 (飲酒によるリスクが高いタイプ)
⑤赤型 (お酒を受けつけない完全下戸タイプ)
の5種類の中からあなたのタイプに合わせた遺伝子カードを分析結果とともにお送りいたします。

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お酒が飲めなくても、仕事上お酒の席に着かなければならない機会は多く、ひとによってはなかなか断ることができない方もいらっしゃいます。しつこく飲酒を迫られ、席の空気で飲まざるを得ない事もあるでしょう。そんな時は、検査後にお送りする『遺伝子カード(検査によって自分がお酒を飲めないということを証明したカード)を利用して、場の雰囲気を損なわずお付き合いを成功させてくだい。また、飲酒経験の少なさやアルコール知識の乏しさから、適量を超えてお酒を飲んでしまい健康障害のリスクが高まるケースもあります。検査により自分のタイプを知ることで、節度ある飲酒を心がけることが可能になります。

■あなたの健康を守るための『12の飲酒ルール』

  1. 飲酒は1日平均2ドリンク以下
    1ドリンクは純アルコールで10グラム。2ドリンクは、ビール1本、日本酒だと1合弱、ウイスキーだとダブル1杯、ワインだとワイングラス2杯弱の量です。
  2. 女性・高齢者は少なめに
    中年男性に比べ、女性や高齢者は血中アルコール濃度が高くなりやすく、その分体を傷めたり依存を速めます。1日350mlの缶ビール1本にしてはいかがでしょうか。
  3. R・RR型体質も少なめに
    日本人の約半数は、少量の飲酒後に顔が赤くなったり、心臓がドキドキしたりします。これは生まれつきの体質によるものです。この体質はアルコールの分解が遅く、様々な健康障害を起こしやすいといわれています。
  4. たまに飲んでも大酒しない
    たとえ飲む回数が少なくても、一時に大量に飲むと、体を傷めたり、事故の危険を増したり、依存を進行させたりします。
  5. 食事と一緒にゆっくりと
    空腹時に飲んだり、イッキに飲んだりすると、アルコールの血中濃度が急速に上がり、悪酔いしたり、身体に悪影響がでたりします。あなたの体を守るためにも、濃い酒は薄めて飲むようにしましょう。
  6. 寝酒は極力控えましょう
    寝酒(眠りを助けるための飲酒)は、睡眠を浅くします。健康な深い睡眠を得るには、アルコールの力を借りない方が良いでしょう。
  7. 週に2日は休肝日
    週に2日は肝臓をアルコールから開放してやりましょう。そうすることで、依存も予防できます。
  8. 薬の治療中はノーアルコール
    アルコールは薬の効果を強めたり弱めたりします。また、安定剤と一緒に飲むと、互いの依存を速めることが知られています。
  9. 入浴・運動前はノーアルコール
    飲酒後に入浴や運動するのは、健康障害のリスクが高まりますので危険です。また、アルコールは運動機能や判断力を低下させます。
  10. 妊娠・授乳中はノーアルコール
    妊娠中の飲酒はおなかの胎児に悪影響があります。また、アルコールは授乳中の母乳に入り、乳児の発達を障害します。
  11. 依存症者は生涯断酒
    依存症は飲酒のコントロールができないことが特徴で、断酒を続けることが唯一の回復方法です。
  12. 定期的に健診を
    定期的に肝機能検査など受けて、飲みすぎていないかチェックしましょう。また、赤型(RR1・RR2・RR3)体質の習慣飲酒者は、食道や大腸の検診を受けましょう。

監修:独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センター院長 樋口 進