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【アルコール感受性遺伝子検査】
−各遺伝子型の説明−
ADH1B遺伝子:Arg/Arg型,
ALDH2遺伝子:Lys/Lys型
[13型]
少量の飲酒で顔が赤くなる「高感受性フラッシャータイプ」です。ALDH2活性が欠損しているために、気持が悪くなる原因物質のアセトアルデヒドが体内に滞留しやすく、少量の飲酒でもこのタイプに属する3割以上の人に動悸が発生し、二日酔いになる可能性があります。アセトアルデヒドの体内滞留により、本来、体質的にはお酒を殆ど受けつけませんが、ADH1B活性が低活性であるため、アセトアルデヒドの初期産生がゆっくりで、中には赤くならずに自分は酒に強い体質であると錯覚を起こし、飲酒量が増えていく方もおられます。万が一、飲酒が日常化した場合には、全タイプのうちで、最も健康障害を招いてしまうタイプです。このタイプで飲酒習慣がある方は、最初は節酒し、最終的には完全断酒すべきです。ADH1B活性およびALDH2活性の両方が高活性の標準タイプの人と同程度に飲酒した場合には、30〜40倍も、食道がんや下咽頭がんになる危険性があります。また、ALDH2活性が欠損しているこのタイプの方は、他のタイプより1.56倍心筋梗塞を起こしやすいことがわかっています。しかし、HDLコレステロールを調整することで、その遺伝リスクを下げられる可能性があります。また、2本の染色体ともALDH2遺伝子が活性型のヒトに比べ、飲酒誘発性の喘息を発症する頻度が高いので、注意が必要です。既に気管支喘息を患っている方の中でこの遺伝子タイプに該当する方は、ALDH2遺伝子が活性型の気管支喘息患者に比べ、13.2倍高い飲酒誘発性喘息の発症リスクがあります。さらに、男性において、ADH1Bが低活性または中活性であることは、ADH1Bが高活性タイプの人に比べ、血管性痴呆の原因とされるラクナ梗塞に2倍以上なりやすいことがわかっています。このタイプの男性は、特に、血圧および血中コレステロール濃度に日頃から注意を払い、正常範囲に維持されるようコントロールすることが重要です。
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